ジャンルは問わない

見たもの聞いたものをタラタラ書きます。

社会不安障害とは?その原因と改善方法について

社会不安障害とは?

参照1-1

https://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_004/mdcl_info.html
社会不安障害(SAD:Social Anxiety Disorder)とは、ある特定の状況や人前で何かをする時に、
緊張感が高まって不安や恐怖を感じ、次第にそのような場面を避けるようになる病気です。

現在、日本ではこの病気で悩んでいる人が約300万人以上いるといわれています。
発症年齢の多くは10代半ばから20代前半で、病気という認識がなく、長い間1人で悩んでいるケースが少なくありません。
社会不安障害は、放っておくとうつ病などの引き金になる恐れもあるので、思い当たることがあれば早めに心療内科や精神科を受診しましょう。

 

 

「あがり症」「赤面恐怖症」「対人恐怖症」と言われていた心の病気です。
不安症の一つで、場にあっていないか、他人に辱められることに強い不安を感じ
動悸、下痢などの症状が出ます。

誰でも少しは目上の人や大勢の人を前にすると緊張してしまうのは普通のことだと思います。
しかし過度な緊張は、生活に影響を及ぼし本人も
「適度な不安は行動のパフォーマンスが上がる」というデータもありますので、
不安が少し克服できると凄い可能性を秘めているかもしれません

 

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/10-心の健康問題/不安症とストレス関連障害/不安症の概要
参照1-2
 不安がパフォーマンスに及ぼす影響
 不安がパフォーマンス(特定の行為をうまく行えるかどうか)に及ぼす影響は、1つの曲線で表すことができます。
 不安の度合いが高まると、最初のうちは比例して行為の効率が高まっていきますが、その上昇はある点でストップします。
 それ以上に不安が増してくると、行為の効率は低下し始めます。この曲線が頂点に達するまでの不安は、
 危機に備えて機能を向上させるのに役立つため、適応反応とみなされます。頂点を越えてからの不安は、
 苦痛を引き起こしてパフォーマンスを低下させるため、不適応反応とみなされます。

 

 

 


 原因は?

社交不安障害・社会不安障害(SAD)人形町メンタルクリニック 中央区・日本橋 心療内科・精神科
参照2-1
 社会不安障害の原因については、現在の所よくわかっていません。
 脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンセロトニンドパミンの関与や
 社会的状況における認知的な脆弱因子、社会的技能の欠損、遺伝要因などの仮説があります。

 

http://www.mochida.co.jp/dis/pamphlet/book_13882.pdf (pdf)
参照2-2
 社交不安症(SAD)の人は不安な状況に対し、健康な人よりも脳の反応
 が過敏になっています。
 また、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れ、特に「恐怖・不安」を和ら
 げる役目を果たすセロトニンの量が低下していると考えられます。


改善方法は?

1対1から慣れて、少しずつ人数を増やしていくや、思い切って緊張していると伝えるなどは
リラックスできる状況からつくっていくという考え方が楽に生活できるポイントかなと思います

社交不安障害・社会不安障害(SAD)人形町メンタルクリニック 中央区・日本橋 心療内科・精神科
参照3-1
 社会不安障害の治療の中心は、薬物療法と精神療法(認知行動療法森田療法)です。薬物療法としては、
 最近はSSRI選択的セロトニン再取り込み阻害薬デプロメールルボックスパキシルジェイゾロフト、レクサプロ)が中心となっております。
 SSRIは従来の薬物と比較して副作用も少なく、服用開始時の胃腸症状(吐気、胸やけ、下痢など)、眠気が主です。
 ほとんどの方が違和感なく服用できるため、長期間でも安心して服用できます。

 また、ベンゾジアゼピン系薬物(ソラナックスデパスワイパックスレキソタンなど)を主とする抗不安薬も、
 即効性があるため使用されます。特にクロナゼパム(リボトリールランドセンなど)は、以前から有効性が確認されています。
 ベンゾジアゼピン系薬物は対症療法的であり依存性の問題もありますが、
 長時間作用型のクロナゼパムは離脱症状(薬剤を急に中断した時に現れる心身の不快な症状)をきたしにくく、
 依存性も比較的弱いことから長期の服用も可能と考えます。SSRI効果が現れるまでには、早くて2週間、通常は4週間かかります。

 

 

病院に通ったり、薬を飲んでみたり克服する事もいいですが
働き方、生活の仕方を変えてみるのも一つの手かもしれません